【詩】ちっぽけ

日日是好日
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ちっぽけ

広い宇宙の中で、
地球に生まれてきた。

 無数の生物の中で、
ヒトに生まれてきた。

 あらゆる動物の中で、
人類に生まれてきた。

 地球上の国の中で、
日本人として生まれてきた。

 歴史が物語る中で、
現代に生まれてきた。

 365日あるなかで、
この日に生まれてきた。

 遺伝子の確率がある中で、
ひとつ選ばれ生まれてきた。

 性別として
片方に生まれてきた。

ひとりぼっちでなく
 父と母の間に生まれてきた。 

ぼくぼくぼく
僕は僕
僕そのもの
僕はちっぽけ
されど僕は幸せ

ちっぽけな存在

どうも『おでこでこぼこ』です。

自分というそのものの存在を考えて書きました。

自分というものは、昔は大きく思っていたんですが、

周りのものを知っていく上でちっぽけな存在であることを感じます。

ちっぽけな自分が、毎日迎えていることがほんまに奇跡やねんなって思います。

まさに自分を大きく思っている自分は

「井の中の蛙大海を知らず」

自分のすべてが世界全体であると思っていたんでしょう!

自分の今しか見えておらず、見えるものしかすべてだと思っていて、他の世界を知らないんです。

いま、ちっぽけな存在と思っている自分は

「されど空の蒼さを知る」

ちっぽけな存在の中でしか生きていくことができない。

でも、ちっぽけなことを知っているからこそ、

その中で生きていくことができるんだと思います。

生まれてきて決まっていることは変えられない。

黄色人種の日本人として僕は生きていきます。

人間として父と母の間に生まれてきました。

その存在を知っています。

背伸びをしても浮足立たず、地に足をつけて

歩いていることを意識し、

生きていくことを身体全身で実感します。

『日日是好日』最後まで見ていただきありがとうございました。

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