寒い冬こそアイスクリームがおいしい 「おでこでこぼこ」です
今日は気合が入って上手に紹介できるか分かりません
僕の人生でこれからも狂わされるであろう「あいみょん」との出会いを聞いてください
自分への影響を与える出会いって
自分から探しているときよりも
何気ない瞬間に意図せずともタイミングが訪れるんだなって思った出来事です
瞬間・瞬間の積み重ねで人生が出来上がっていくなら
その瞬間を感じられる人間でなければならないと思うし
感じても何かに移さないと積み重ねができないと思います
感動を探すことよりもしっかりと落ちているものを拾える人間でいたいと思っています
そんな僕の落とし物エピソードを聞いてください
勘違いが「あいみょん」の存在を知る
今から3年前
ひとりで電車に揺られ時間をつぶしに大阪の天王寺へ行っていたときの話です
意図して向かったわけでもなくタワーレコードを見つけ扉に入りました
僕は何も考えずにア行から並ぶCDを見て回ろうと中腰になり視線を落としました
ア行から探してすぐ目にとまったのが「あいみょん」です
僕はアイドルやのに単独でCDまで出してどんな人やねんっと正直見て思い
真っ赤のアルバムジャケットを手にとってはすぐに棚に戻しました
結局手ぶらで家の玄関をあけ ベッド上でスマートフォンの電源を入れました
その日脳裏に焼き付いた「あいみょん」をYouYubeで検索してみました
その時に初めて僕は自分の間違いに気づきました
アイドルと思っていた小さな画面の映像からはギターとマイクを持ち
ステージでオレンジ色の袖のシャツを着た彼女の堂々たる姿が映っていました
タイトルで僕が選んだ曲は「君はロックを聴かない」
曲のメロディーが始まるとすぐ耳の鼓膜の奥をロックし
曲調からテンポすべて僕の頭まで心地よく流れ
歌い出しの声にすぐさま惚れてしまいました
Bメロディーがそろそろ終わりを迎えサビへ僕の神経は全集中します
「君はロックなんて聴かないと思いながら少しでも僕に近づいてほしくて…」
完全に僕はあいみょんへまっすぐぞっこんでした
それどころでは満足せずにもっと知りたい欲望が生まれました
これのひとときが「あいみょん」との出会いです (ちなみに間違えていたのは“あいにゃん”でした)
「生きていたんだよな」~今、生きている瞬間~
スマートフォンはほんまに便利です もっと知りたいと満足できない自分は
さらにリストからあるデビュー曲に衝撃を受けます
「生きていたんだよな」
さっき聞いた彼女とは全く違う
ギターの弦を力ずく弾きながら 魂叩くようなメロディーが流れます
さっきまでの彼女は全く違い何者なのかついていけません
これまでの聴いていた音楽ではなく 語り口で始まります
「二日前このへんで飛び降り自殺した人のニュースが流れてきた」
歌の出だしに何を言っているのかもう僕にはわかりません
置いてきぼりのままサビが始まり
「生きて生きて生きて生きて生きて 生きて生きて生きていたんだよな
最後のサヨナラは他の誰でもなく 自分に叫んだんだろう」
これのフレーズが心にはまりました 自分の中でのさまよっていたものが
心の中でふつふつと胸にこぼれてくるような感覚でした
友達にも留年をしていることを隠し続け 偽りの姿をいつもつくろっていた僕にとって
このフレーズから生きていることに対して自分に向き合わせてくれました
自分がちっぽけに思うも自分も生きていること
心にひそめた誰にも見せられない想いを
本当の自分は違うことをなんとかしたかったのだと思います
この歌は今でも自分の支えとなっている大切な曲です
「あいみょん」彼女のデビュー当時は21歳です
現実から逃げている自分にはこの歌を21歳で作っているのに
何をしているんやろってほんまに思います
テレビのニュースを見て自然に作ったと本人は伝えています
毎日今を必死に生きているからその思いはひとつのニュースでも鮮明に心に残るのだと
あとがき
ほんまに「あいみょん」に対する僕の想いはたくさんあります
なんかたくさん溢れて思いが整理できずに悔しいです
それでも分かってほしいのは 僕にとってあいみょんは衝撃です
今でも衝撃を届けてくれます
未来の僕も彼女のまだまだ上を昇っていく姿を応援しているだと確信してます
最後まで見ていただきありがとうございました
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